キャラ紹介

シモン・リヒターVIP攻略/立ち回り解説

私的VIPランク:つらい(68/82位)

鈍足で機動力が低く、技の癖が強い、その上復帰力が絶望的と、私はVIP入るというよりまともに操作できるようになるまでに時間がかかりました。技のリーチは常識離れに長いのですが、技範囲が狭いので始めは狙い通り相手に当てるだけで苦労します。特に上下シフトもある空前・空後。シモリヒはVIP易とか言ってる人よくいますがほんとですか?普段どんなキャラ使ってんの?飛び道具が豊富なので飛び道具擦ってればいいと思っている方いるかもしれませんが、自分で崖まで下がって飛び道具投げ続けるシモリヒはクソほど弱いので気を付けてください。横強が超重要なのでCスティックは強攻撃がおすすめです。ちなみにシモンとリヒターのキャラ性能の差は知りません、お好みでどうぞ。

<技解説>

個人的な重要度を「★」で5段階評価


【弱】★★
(発生 5F ダメージ 2.4 + 2.4 + 0.6×n + 3)
リーチが短く弱としては発生も並。正直そんなに使い道はない。これで反撃とるなら上Bでとりたいところ。長所は反応が遅れたときに咄嗟に出しやすいぐらい。

【横強】★★★★★
(発生 12F ダメージ 14.4(先端))
リーチ長い、威力高い、連射性能高い、バーストできると全キャラ最強クラスの横強。こいつの振り方を覚えるところから始めましょう。この技に限らず鎖での攻撃は先端の威力が最も高いです。常に先端意識で。技範囲は真横にしかないのでジャンプで躱されると一気に距離を詰められます。いくら強いとはいえ、脳死で連射していると反撃をもらってしまので注意。

【上強】★★
(発生 10F ダメージ 12)
横には全くと言っていいほど攻撃判定のないちょっと使い勝手の悪い技。持続が長いので対空への置き攻撃として機能する。上強から空上追撃できるとおいしい。

【下強】★★★★
(発生 7F ダメージ 6 + 8.4)
攻撃しながら大きく横に移動する。崖際に追い詰められている時に当てられると一気にラインを回復できる優秀な技。ガードされてもめくるため手痛い反撃は受けにくいが、後隙は普通に長いので乱用は禁物。崖に追い詰めている時に出すと自分も大きく外に飛び出すことになるがちゃんと帰れるので焦らず復帰すること。150%ぐらいになると1段目でダウン吹っ飛びをするようになるため、敢えて2段目を出さずにダウンを取れれば下スマが確定します。覚えていたら狙ってみるのもいいでしょう。

【横スマッシュ】★★★★
(発生 24F ダメージ 21.6(先端))
ハイリスクハイリターン技。発生がバリ遅く後隙もたっぷりあるが、常識離れしたリーチと威力を誇る。先端を当てられれば早期撃墜も可能。上下にシフト可能でシフトによる威力の増減はない。当然立ち回りで振り回す技ではないので、基本的な使い方は聖水と合わせて崖の相手に叩き込む。下シフトで先端が崖掴まり中の相手に当たるように打つべし。引き横スマは置き技としても使えるが、ちゃんと距離を取らないと反撃もらうことと、他のキャラの引き横スマより倍近い距離が必要なことと、コイツの足では簡単に距離を取れないことに注意。

【上スマッシュ】★★
(発生 16F ダメージ 19.2 )
横スマを上に向けた様な技。リーチと威力は申し分なしだが技範囲が横に全く無いので扱いが難しい。発生は横スマ程ではないが後隙は同様にある。リーチが相手の意識の外なのでチャンスがあれば狙って行って良いが、私は空上使ってたな…。

【下スマッシュ】★★★★
(発生 14F ダメージ 19.2)
スマッシュの中では一番発生が早い。前後に判定が出てリーチも長め、威力も低くない。横スマな発生がアレなんで確定反撃場面で選ぶべき技。後隙はあるのでもちろん立ち回りで振る技ではない。聖水とのセットアップでもどうぞ。

【DA】★★★
(発生 10F ダメージ 2.4×n + 4.2)
シモリヒのダッシュ速度からすると素早く移動しながら攻撃でき、移動距離も長い。攻撃範囲も広めで上にも当たる。着地狩りにどうぞ。自分から差し込んで行く技では無いので注意。

【空中N】 ★★★★
(発生 8F ダメージ 1.2×n + 4.8)
クルクル系空Nの例に漏れず使いやすい。接近されたときに追い払うための技。上からくる相手の対空迎撃手段としても使いやすい。着地狩り展開で強引に降りるための暴れ技としても。ガーキャン行動としても使えるが、発生がそこまで早くない事とリーチが短い事には注意。低%時は空Nから空前or空後で追撃出来る。積極的に狙っていこう。

【空中前】 ★★★★★
(発生 14F ダメージ 14.4(先端))
重要技。空前・空後の練度がそのままシモリヒの練度に直結するといっても過言ではない。立ち回りからバーストまで振り続ける技。真横にリーチが長いが、技範囲が真横ピンポイントにしかないため当てるのに苦労する。さらに上下にシフト可能で、シフトを駆使して当てようとすると更に難易度は上がる。まずはシフト無しでちゃんと狙った位置に出せるように慣れるところから始めよう。復帰技としても重要。

【空中後】★★★★★
(発生 14F ダメージ 14.4(先端))
空前とほとんど同じと思ってもらって差し支えない。ただ、空後の方が吹っ飛ばし力が高いので、バースト狙いならば反転して狙う価値がある。

【空中上】 ★★
(発生 14F ダメージ 14.4(先端))
当てにくいが、シモリヒは上に逃げられることが多いので狙うチャンスは割とある。上強、上投げあたりで自分で上に飛ばしてから追撃するのもあり。リーチを活かしてかなり上空で当てられると早期撃墜も出来る。何となく空上で撃墜出来ると上手い感あって嬉しい気持ちになる。空前・空後同様、崖に向かって出せばワイヤー復帰できるが、空上に関しては上Bでいいと思ってる。

【空中下】★★
(発生 13F ダメージ 14.4)
急降下系。当てられると上Bなどに繋げられる。シモリヒは着地弱いので誤魔化しにたまに出すと通る。不意に出すことが重要なので乱用してると簡単に負ける。ガードに当たると跳ねるが過信は禁物。一応、出だしがメテオ判定だが狙う必要はない。

【NB:斧】 ★★★
(発生 30F ダメージ 18)
重量系飛び道具。山なりの放物線軌道で飛び前隙も後隙もたっぷりあるため、ダッシュで距離を詰められると普通に咎められる。使い所は、引いている時の弾幕ではなく追い詰めている時の追撃。場外に出した相手に投げておくと意外と当たってバーストまで持っていってくれる。飛び道具としては破格のガード削り性能で、ガードさせたら儲け物。みんな分かってるからあんまりしてくれないけど。

【横B:クロス】★★★★
(発生 19F ダメージ 9.6(弾き))
主要弾幕。とにかく撒けばいい。訳でもないのが罠。発生が遅く後隙もそれなりにあるので接近されてる時に出しても当然お仕置きされるし、距離があるからといって不用意に出しても距離を詰められる要因にしかならない。出しどころが重要。とはいえ、設置系飛び道具として相手からしたら非常に厄介なことに変わりはないので上手に使っていきたい。%によってはヒット後に空前・空後で追撃できるので狙っていきたい。弾き入力で飛距離・弾速・ダメージが上がるので基本は弾き入力でいいです。

【上B:アッパー】 ★★★★
(発生 6F ダメージ 2.4 + 1.8×n + 7.2)
復帰技としては心もとないが、攻撃手段としては優秀。シモリヒにおける最速ガーキャン攻撃で、5-6Fに全身無敵のおまけ付き。見た目以上に前にも攻撃判定があり、ダメージも高めなので反撃手段として申し分ない。ただし技後は尻餅落下するので外すと隙だらけ。尻餅落下中はほとんど左右に動けないので、外した時に逃げることはもちろん出来ないし、復帰の際にも崖を掴めずに驚く速さで撃墜されることも。

【下B:聖水】 ★★★★
(発生 18F ダメージ 2.4 + 1.6×n)
当てると相手を拘束でき、各種技で追撃できる非常に強力な技。基本的には、崖上に設置しての崖狩り展開か距離を詰めてきそうな相手の前に落として足止めに使用します。当然ですが発生は遅いので余裕がない状態では使わないように。ビンの状態でガードされると自分にも攻撃判定が出るので近接時は注意。また、ビンはアイテム扱いなので相手にキャッチされることも。ちなみにシモンとリヒターで炎の属性が違うそうです。へぇ。

【掴み】 ★★
(発生 その場 10F, ダッシュ 13F, 振り向き 14F)
飛び道具豊富で攻撃のリーチも長いので相手にガードを強要する場面が多く掴みを狙うチャンスは多いのですが、足が遅いのがネック。加えて掴みの発生が遅い。故に他のキャラよりも掴みのリスクが高いと認識してください。投げコンは低%時のみ下投げ空前が繋がるのでそれ、確定帯逃したら崖外に出す選択で良いでしょう。前投げ後ろ投げは割といいベクトルで飛ぶので優秀です。前投げは高%時崖際であればバースト出来るので覚えておきましょう。


<立ち回り方>

飛び道具で嫌がらせして相手を動かして、鎖による超リーチ攻撃で相手の攻撃範囲外から一方的に叩くのが理想的な戦い方になります。重要なのは飛び道具はあくまで牽制用であり、狙いたいのは横強・空前・空後であると認識することです。
シモリヒは機動力が低いので自分から攻めることには向いていませんが、技のリーチが尋常ではないので引き行動を絡めた差し返しが強力です。ただ、引き行動をするにしても後ろにスペースがなければ引けないため、攻め込んでいる時にはガンガン詰めてラインを回復することが大切です。しかし、横Bにしろ下Bにしろ、飛び道具は前隙後隙がそれなりにあり、下手に打つと一方的に距離を詰められる要因になってしまいます。
私も隙あらば横B・下B投げていたところを横強・空前・空後を積極的に狙っていくように意識した途端、だいぶ戦いやすくなりました。なかなかシモリヒで勝てない方は認識を改めてみましょう。こいつは飛び道具キャラではなく鎖野郎です。
防御面では、空中横移動が絶望的なので一度浮かされるとお手玉されてなかなか降りてこれません。一度外に逃げるなり、上手に回避使うなり、強引に暴れ通すなりして相手のターンを終了させることに心血を注ぎましょう。

要点をいくつか挙げておきます。

1)コンボについて
立ち回りで勝つキャラなのでそんなにコンボを覚える必要はありません。強いて言えば覚えておきたいのは下記の3つぐらい。
【下投げー空前】
低%時限定で繋がるお手軽コンボ。使いどころもそれなり、これはとにかく覚えておきましょう。
【下Bー横スマ or 下スマ or DA】
コンボというか聖水とのセットプレー。崖際であれば崖上に聖水置いて崖掴まりっぱなしの相手もしくはその場上がりしてきた相手に当たるように横スマ下シフトを放つのがおすすめ。横スマ放つタイミングは相手の崖無敵が切れた時。横スマを下スマにすると回避上がりも狩れるのでそれもまたよし。お好みでどうぞ。崖際でなく聖水で相手を拘束できた時はDAで追撃するのが一番安パイ。余裕があれば上強とか上スマとか狙ってみるのもいいでしょう。

2)復帰について
弱い。リトルマックの次ぐらいに弱い。復帰阻止されると笑っちゃうくらい早く撃墜される。おかげで優勢でも最後まで油断できない。基本は空前空後のワイヤー復帰でさっさと崖掴む方が狩られづらいし、復帰距離も長い。崖までのルートに持続の長い技でも置かれたら一発アウトになるのでわざと垂れ下ったり、上B早出ししたり工夫は必要。ただ努力しても避けようのないシーンは多々あるし、工夫が裏目に出ることもあるので慣れない内は脳死でワイヤー即崖掴みでいいと思います。

3)バースト手段について
バースト技を当てるのが難しく、コンボからの撃墜もないのでバ難を感じることが多いと思います(慣れないキャラだと誰でもバ難感じるとは思いますが)。ただ%を溜めれば横強・空前・前投げ辺りでもバースト出来るようになるので、なかなか撃墜できなくても焦らず、開き直って慎重にダメージを稼ぐ心持ちでいましょう。横スマは当てられると早期撃墜が期待できますが、素だとなかなか当てられないので崖での聖水とのセットプレーで狙っていきましょう。下スマも横スマ同様、聖水セットで使うのがベター。横スマ程の吹っ飛ばし力はないものの当てやすく、回避上がりも狩れるので横スマが不要な%まで溜まったら下スマに切り替えるのが良いでしょう。空後は優秀な優秀なバースト技ですが降りで当てることになるので狙っていると思いのほか当たってくれません。NBも相手を崖外に出した時に投げておくと意外とバーストまで持って行ってくれることがあるので余裕があれば撒いておきましょう。空上、上スマで撃墜出来たらラッキーで。

4)復帰阻止について
復帰力が壊滅的なので余程のチャンスでない限り崖下に降りて阻止に行く行動はやめましょう。下から復帰してくる相手にはNB投げたり聖水置いたりして崖上で迎え撃ちましょう。斜め上から帰ってくる相手に対して空前・空後で迎撃に行くのはあり、強力。上から復帰に対してもNBは刺さりがちなので投げる価値あり。

5)ガーキャン行動について
掴みの発生が遅いので他のキャラと同じ感覚でガーキャン掴みしてると全然間に合わなくて泣くことになります。まずはそこの意識改革から。強力なのは上B。シモリヒのガーキャン行動としては最速な上、前にもそれなりに判定があり、反転入力可能なのでめくりにも対応できる。ただし、外した時の隙が大きいのと後ろ側には全く判定がないので表裏確認を誤ると反撃確定なのがネック。強いのは分かっているのですが、私は隙晒す系の行動をする思い切りが出来ない人間なのでガーキャン空Nばかり振ってました。空Nは完全に妥協策、発生早くないしリーチも短いので反撃取れない場面が多いです。やらないよりまし程度。

6)キャラ相性について
デカキャラ相手には有利とれます。飛び道具で邪魔しつつ鎖をバシバシ当てて近寄らせない立ち回りを徹底しましょう。リーチのない相手には行けると思いきやインファイトキャラは大概足が速いのですぐに距離を詰められてつらいです。特にチビキャラども。逆に剣キャラなどリーチに自信ありそうなキャラよりシモリヒは大概リーチ長いのでそっちの方が戦いやすいです。ただ剣キャラはみんな復帰阻止強いから詰む場面多いのがなぁ…。あと自分はこんなに飛び道具持ってるくせに足が遅いので弾キャラつらいです。自分が弾の処理下手なだけ?

<参考動画>

VIPでの対戦動画。
1戦目(対ガノン)は、的がでかく、鈍足なので終始有利に立ち回ることが出来ています。
2戦目(対クッパjr.)もリーチで優っている上、相手のメカクッパ(下B)を横Bで一方的に潰せるので優位に進められそうですが、相手の横B、ジャンプを捉えきれずに接近を許してしまっている場面が多いです。もっと攻撃をしっかりヒットさせることを意識したいですね。


【執筆時ver. 9.0.1】

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