私的VIPランク:やや楽 (6/82位)
最近その強さがバレつつある強キャラ。使ってみると分かりますが技が本当に強い。優秀な飛び道具持ちでダメージ稼ぎも苦じゃなく、なにより掴みから撃墜が出来てしまうのが本当に偉い。バーストに困らないキャラはVIP易。明確な弱点として図体のデカさとコンボ耐性の低さが挙げられるのでいかに相手を寄せ付けない拒否の立ち回りを徹底出来るかが大事。復帰も狩られやすい部類ですが、工夫代は大いにあり、VIP未満であればそこまで正確に復帰阻止を決められる訳ではないのでむしろ安定感を感じます。飛び道具・投げバ・重めの体重・復帰力とVIPに入りやすい要素を沢山兼ね備えているので初VIP狙いの人にもオススメ出来る一体です。
<技解説>
個人的な重要度を「★」で5段階評価
【弱】★★★
(発生 3F ダメージ 3.6 + 3.6)
リターンは低いものの発生とリーチはそこそこあるので暴れ技として有用。ただ下強でいい場面が多いので出番は少なめ。
【横強】★★★
(発生 7F ダメージ 12(9.6, 8.4))
リーチの長い使い勝手の良い横強。差し合いで振るなら下強で事足りるので使うのであれば置き技として。上下シフトが可能なので相手の復帰に下シフトを合わせる使い方も有効。高%であれば撃墜も可能。
【上強】★★★
(発生 4F ダメージ 3.6 + 7.2)
広い%帯で空上に繋がるため当たれば美味しい技。ただ横の判定がかなり狭く地上の相手にはほとんど当たらないので対空で当てる必要がある。また2段攻撃が悪さをして当たり方が悪いと抜けることもしばしば。それでもリターンの高さから狙う価値は十分にあるので相手の下を取った時は積極的に狙っていきましょう。
【下強】 ★★★★★
(発生 3F ダメージ 6)
脅威の回転率を誇りガードされても連打してたらなかなか反撃を取れない。単発ダメージは低いものの複数回ヒットさせたり転倒させてリターンを伸ばしたり色々と悪さが出来る。リーチも長いので近接キャラはこの下強を擦られるだけでかなり息苦しい思いをするはず。密着されると弱いロボットの近距離戦の要になる技なのでガンガン振って使い方に慣れましょう。
【横スマッシュ】★★★
(発生 16F ダメージ 18(13.8, 7.2))
そこそこの発生と威力で使い勝手はそう悪くはありませんが、わざわざ使う必要がある場面も少ない。リーチが長めなので置き技として運用するのが無難ですが先端だと威力が落ちるので撃墜しきれないことも多々。上下シフトが可能なので横強のように下シフトを崖に合わせる使い方も可能。
【上スマッシュ】 ★★★★
(発生 10F ダメージ 3.6 + 16.8(15.6) )
威力が高く見た目よりも発生が早い撃墜択。出だしのみ両手部分に攻撃判定が発生するのでガーキャン技としても使えます。ダメージが溜まりきらずともステージ中央からバーストが狙える貴重な撃墜択なので使いこなせると間違いなくロボットの戦力が上がります。ただし地上の相手には本当に手の部分しか判定がないので密着し過ぎていると当たらないことも。内回避を狩ろうとした時などに起こりやすいので要注意。
【下スマッシュ】 ★★★
(発生 7F ダメージ 4.2 + 4.2 + 6)
威力は控えめですがその分発生・範囲・持続の優れた技。使いどころは崖展開における回避上がりへのお仕置き。ジャイロを絡めた崖のセットプレイで相手に回避上がりを強要出来るので出番はそこそこ。リターンとしては上スマの方が高いですが、上記の当たらない事件が起こりやすいので安全を取るなら下スマで。
【DA】 ★★★
(発生 7F ダメージ 8.4)
ダッシュが速くないので奇襲として使うにはイマイチですが伸びが良いのでカバー範囲は悪くない。低%時は軽く浮かせるので追撃に行けたりします。差し込みとして使うのも無しではありませんが、後隙狩りとしての使用を基本としましょう。
【空中N】 ★★★★★
(発生 14F ダメージ 11.4(9))
発生が遅い代わりに攻撃範囲・持続が優秀で相手を追い払う性能がピカイチ。着地隙も異様に小さいのでしっかりと低空でガードさせればほとんどの反撃が間に合わない。当てると相手を上に浮かせるので対地で当てると広い%で追撃が可能。間違いなく立ち回りの主軸となる性能なのでガンガン振って使い方に慣れましょう。弱点は何と言っても発生の遅さ。思考停止で振っているとジャンプを読まれて発生前を叩かれます。またいくら着地隙が小さいと言っても差し返される危険性は十分にあるのでこれで自分から攻めに行く時は慎重に。極力迎撃を意識して引きながらの使用を心がけましょう。
【空中前】 ★★★★
(発生 6F ダメージ 8.4)
回転率が高く素早く前方を攻撃できる使い勝手の良い空前。対空攻撃としてもコンボパーツとしても使いやすい。威力は低いのでダメージを稼いだり展開を作るのが主な仕事ですが復帰阻止技としても活躍するので撃墜手段となることもしばしば。
【空中後】 ★★★
(発生 19F ダメージ 18(持続10.8))
威力・範囲が優秀で撃墜力も申し分なし。威力は落ちるものの持続が長く回避を狩りやすいのも嬉しい。ネックなのはやはり発生の遅さ。当てに行ってもなかなか当たってくれないので置き技気味で狙うのが基本。そこまでリスクの伴う技ではありませんが、あまりこの技での撃墜に固執せず当たってくれたらラッキー程度で考えておくといいと思います。
【空中上】 ★★★★
(発生 7F ダメージ 1.8×4 + 4.8)
攻撃範囲と持続の長さが優秀なロボットの着地狩りを支える強い技。相手を真上に飛ばすので当てた後も着地狩り展開を継続でき、上空で当てれば撃墜も可能。相手を浮かせたら真っ先に狙いたい選択肢になります。横に追う力がそこまで高くないので相手の真下を正確に陣取れるかが勝負。
【空中下】 ★★★
(発生 20F ダメージ 14.4(持続9.6))
攻撃範囲の広い強力なメテオ技。威力は落ちるものの持続も長い。ただ発生が遅く見てから回避が間に合うので復帰阻止として当てに行くのは得策ではない。攻撃範囲と持続を活かして崖に置いておく使い方が主になるでしょう。ただ相手側にタイミングをずらす手立てが残っていると意外と躱すのは難しくないので相手に余裕がない時を見定めて狙っていきたい。
【NB:ロボビーム】 ★★★
(発生 25F ダメージ 5.4(18))
時間経過でチャージされるので連射性能は低いが射程と弾速が優秀な飛び道具。前後隙が大きいのである程度の距離を確保して使用することが望ましいが、そうすると割と簡単にガードで防がれてしまう。なので使用するタイミングは差し合い時というよりも相手を飛ばした時の追撃として撃つのがオススメ。差し合いで撃つ飛び道具はジャイロに任せましょう。
【横B:アームスピン】★★
(発生 13F ダメージ 1.8×5 + 3.6)
広範囲・超持続攻撃。ただガードされるとスマッシュが余裕で間に合うぐらいの後隙を晒すことになるので地上で使うことはほぼありません。使いどころは復帰阻止に限定しましょう。一応飛び道具を反射する機能も兼ね備えていますが余程のことがない限り反射目的でしようすることはありません。
【上B:ロボバーナー】 ★★★
(発生 - ダメージ -)
攻撃判定の無い復帰専用技。上昇スピードは遅く上昇中は無防備を晒すものの自由度がかなり高く、途中でキャンセルして再度浮上するなんて使い方も出来ます。この技で安直に崖を目指して復帰するだけだとカモ中のカモなので相手の行動をしっかり見て復帰ルートを選択する力がどうしても必要。慌てない心を養いましょう。
【下B:ジャイロ】 ★★★★★
(発生 9F~ ダメージ 4.8~)
ロボットの立ち回りの強さを支える重要技。ジャイロ(コマ)と呼ばれるアイテムを発射し、そのまま相手に当てたり、その場に設置したり、アイテム化して再利用したりと色々と悪さが出来る。消失してから一定時間は再使用できなくなりますが、そのインターバル時間が短いのも強み。色々と複雑なことも出来ますが、まずは相手に飛ばす、当たらなければアイテム化してまた相手に投げるもしくは下に投げて設置物として活用する、このムーブだけ覚えましょう。相手を外に出した時には復帰阻止狙いで発射するもしくは崖上に設置するというセットプレイが出来るとなお良し。
【掴み】 ★★★★★
(発生 その場 6F, ダッシュ 9F, 振り向き 10F)
掴みの発生が早くリーチも悪くない。そして何と言ってもいつ飛んでくるか分からないジャイロとビームのおかげで相手にガードを強要しやすいので掴みが通る機会は多い。投げは低%時限定ですが投げコン持ちで火力を稼ぎやすく、高%になると下投げ埋めからの読み合いで撃墜が狙え、150%を過ぎてくると上投げでも撃墜が見えてきます。ロボットは掴みを通して密着を拒否したり有利展開を作ったりすることが重要になってくるので通せるタイミングでしっかりと通していきましょう。
<立ち回り方>
技が優秀過ぎて攻撃面で困ることはほとんどない
とにかくどれもこれも技が強い。きっちり間合いを管理して差し合いを制するというよりかは強い技を押し付けてしまった方が圧倒的に勝ちやすいので技の振り方・タイミングを意識しましょう。攻撃技が強い反面、防御面はかなり脆いのでターン制バトルになりがち。自分の有利展開は出来るだけ長く継続、不利展開は一刻も早く切れるように考えて動きましょう。
1)基本の立ち回りについて
自分からガンガン密着を作りに行く必要はなく、ジャイロを生成しつつ迫る相手を空Nで追い払う戦い方が強力。そうしていると自然と相手がダッシュガードで距離を詰めてくる機会も多くなるので掴みで崩すなり回転率の高い技を押し付けて固めるなりの動きも大事になってきます。小技や掴みで相手を浮かせた展開から火力を伸ばすのが得意なので手堅く立ち回るのが純粋に強いと思いました。
2)主軸となる技について
下B・空N・下強・掴み。下Bのジャイロは相手に直接当てても良し、当たらなくても回収してアイテムとして使用しても良し。相手と距離が離れたらすかさず放っていきましょう。空Nは最強の置き技。発生が遅いので攻めの手段としてではなく防御手段の意識を持って相手の目の前に置いていきましょう。下強はリーチと回転率を活かした近距離の固め技。掴みはダメージ源かつ展開作りの崩し技。これらを通して相手を浮かせたらDA・空前・空上辺りで追撃を仕掛けるのが基本となります。
3)最低限覚えるべきコンボ
【上投げー空前】
中%まで繋がる基本の投げコン。空前を当てた後の展開も良いがもう一発空前が入る訳ではないのでそこは入れ込まずに相手の行動を見ましょう。コンボが繋がらない%になっても上投げ自体のダメージが高いので展開作りも含めて上投げを選択するのは大いにあり。
【下り空Nー空前】
下り空Nで浮かせてとりあえず一発殴っとくコンボ。高い火力が出るという訳ではありませんが使用頻度が高いのでしっかり繋げてダメージを稼ぎましょう。余裕があったら空前以外も繋がりそうだけどとりあえず空前が何も考えなくていいから楽。
【上強ー空上】
撃墜コンボ。上強の当て感さえ掴めればお手軽バースト手段として機能します。上強は対地には当たりにくいので着地狩りなど対空で狙っていきましょう。
4)復帰について
上Bの復帰距離自体はトップクラスに高いのですが速度が遅く図体もデカイので愚直に帰ると簡単に狩られます。相手が飛び降りてくるのが見えたら一旦引いて滞空時間を使って相手が去るのを待ちましょう。ジャンプを温存して上Bの後に使用するのもあり。最後の最後は移動回避で崖を掴みに行くのも強力。十分に距離が離れてる時限定ですが、ジャイロを飛ばして相手の妨害をするのも手段のひとつとして用意しておきましょう。
5)バースト手段について
空上・上スマ・復帰阻止。%が溜まってしまえば下投げの埋めから空上・上スマで倒せてしまうのでバーストに困る事はそれほどない(本当はレバガチャがしっかり出来れば抜けられてしまうがそんな人はほとんどいない)。下投げに頼らずとも空上・上スマ自体が優秀で直接狙うことも出来るので下投げ%前に撃墜出来てしまうとなお良し。特に復帰阻止はかなり強い部類なので積極的に外に出す展開を作って狙っていきたい。上手く拒否され続けたとしても最終的には上投げでバースト出来てしまうのもあまりにも偉い。
6)復帰阻止について
強い。回転率の高い空中攻撃、上Bによる対空時間、ジャイロ。これらを組み合わせることで強力無比な復帰阻止が可能。相手を外に出したらジャイロでルートを制限して回避なりジャンプなりを使ったところを空前で叩くのが基本となります。空前の吹っ飛ばし力は低めですが横に飛ばすので復帰弱者はそれだけで帰れず、なんなら上Bの復帰距離を駆使して何発も追い討ちをかけることも出来ます。空下は発生が遅いので当てに行くというよりも崖に置いて下から復帰を咎める手段として使いましょう。相手を外まで追いかける時間的余裕がない時は崖にジャイロを設置したセットプレイで撃墜することを視野に入れましょう。
7)ガーキャン行動について
手軽なのは掴みしかないので掴めるなら掴む、届かなそうだったりめくられたりしたら無理はせずに距離を取ることを考えましょう。ただし撃墜%であるならば前後両対応で発生の早い上スマを狙う。ダメージ稼ぎで狙ってもいいですが攻撃範囲が狭めで外れやすく後隙もあるのでややリスキー。
8)キャラ相性について
無理だと感じる程のキツい相性はない。むしろ有利を感じることの方が多かった。ただ図体のデカさとコンボ耐性の無さを恨むことも多々あるので戦い方に工夫が必要な相手がいることは確か。個人的に面倒くさかったのは弾幕張ってくる奴らとこっちの空N以上のリーチを持ってる奴ら。
<実践動画>
VIP前後での対戦動画です。
1戦目(対ケン)
拒否出来れば勝ち、密着を許せば負けの分かりやすいカード。最警戒すべきは上からの差し込みなので対空意識は高めに。復帰阻止も決めやすい部類なので外に出す展開を積極的に作っていきたい。
2戦目(対ホムラ&ヒカリ)
対ヒカリは普通に立ち回りが厳しい。無理はせず引き空N引っかけて浮かせたところからこっちのターンを作っていくことを意識しましょう。対ホムラは図体のデカさがネックで相手の攻撃を拒否しきるのが難しい。近づきたくない。対ヒカリもそうですがジャイロを上手く使っていきましょう。ブレイズエンドは常に警戒。
3戦目(対C.ファルコン)
機動力で後れを取りますが、相手は近接攻撃しかないので基本は引き行動主体でOK。空Nで迎撃、ジャイロで牽制、下強・掴みでガード崩し。スピードに惑わされずにロボットの基本の立ち回りを実行できれば問題ありません。
【執筆時ver. 12.0.0】