キャラ紹介

パックンフラワーVIP攻略/立ち回り解説


私的VIPランク
:普通 (43/82位)

圧倒的に影の薄いDLC。ファイターパスにも収録されていないので後からスマブラを買った人はそもそも持ってないとかなんとか…。性能としてもネタ枠臭がプンプンしますがアプデで人知れず強化が繰り返され気づいたら侮れないスペックに魔改造されています。必殺技がどれも特殊で一見取っ付きづらいように見えますがA技はどれも素直なので実はそこまで。なんなら対パックン慣れしている人の方が少ないので勝ちやすいまである。マイナーキャラの特権ですね。立ち回りで重要になるシューリンガンは色々とテクニカルな使い方がありますがほぼ不用。とりあえず相手の方に飛ばせれば問題ありません。

<技解説>

個人的な重要度を「★」で5段階評価


【弱】★★★★
(発生 2F ダメージ 2.8 + 2.6 + 5.2)
発生2Fでリーチもそこまで悪くない。苦手な密着展開を避けるために相手を追い払う暴れ技として大活躍してくれます。百裂でダメージを稼いでもよし弱3で展開を作ってもよし。上手に使っていきましょう。

【横強】 ★★★★
(発生 5F ダメージ 6.6 + 7.2)
珍しい2段攻撃タイプの横強。発生が早くリーチもそこそこあるのでシンプルに前方に攻撃したい時に使いやすい。2段攻撃なので回避を狩りやすくガードされても1段でやめて誤魔化すなんてことも可能。引き横強を置き技として使うのも有効。

【上強】 ★★★
(発生 5F ダメージ 10.8(8.4))
横の判定は狭いものの上に攻撃範囲が広く、低%ならコンボ始動、高%では撃墜が狙えます。また頭部分に無敵が付くので相手の着地暴れに合わせて使うのが強力。そもそもパックンの頭上は警戒されやすいので通せる場面は少ないですがリターンは高いので狙う価値は十分にあり。

【下強】 ★★★
(発生 7F ダメージ 8.4(7.2))
地上技の中ではリーチが長め。当てると軽く浮かせるので空前で追撃可能。ただ後隙がそれなりにあるので密着でガードされると反撃確定、リーチを活かして置き技として運用しましょう。

【横スマッシュ】 ★★★
(発生 16F ダメージ 22.8(18))
リーチと威力に優れた横スマ。前後隙があるので気軽に振ることは出来ませんが当たれば美味しい。無理に横スマを狙わずとも他にも撃墜手段は豊富なのでチャンスがあれば使うぐらいの認識でいいです。

【上スマッシュ】 ★★★★
(発生 12F ダメージ 3.6 + 14.4 )
吹っ飛ばし力が非常に高い強力な撃墜択。100%手前から撃墜が見えて来るので通せると試合が一気に傾きます。発生もそこそこ早いのでガーキャン技としても選択肢ですが左右の判定が極めて狭いので密着してなければ当たりません。上の攻撃範囲の広さを活かして対空技として狙うことも出来るので上から攻めて来る相手を撃ち落とす択も頭の片隅に準備しておくと狙える場面が増えるのでオススメ。

引用元:https://ultimateframedata.com/


【下スマッシュ】 ★★★
(発生 10F ダメージ 14.4(16.8))
スマッシュの中では最も発生が早く前後攻撃なので範囲も広め。一番の狙いどころは何と言っても回避上がり狩り。パックンは崖展開がメインの稼ぎどころで相手の回避上がりを誘発しやすいので狙える場面も多い。もちろん上スマを狙った方がリターンとしては高いのですが当てやすさで言うと完全に下スマなので安定択として使用しましょう。

【DA】 ★★★★★
(発生 7F ダメージ 12(持続8.4))
伸びが非常に良く加速して飛び込むので奇襲性抜群。ダッシュの遅いパックンにとっては救世主のような技。ガードされてもめくってくれるので反撃を取られにくいのも強い。撃墜は厳しいものの相手を真横に飛ばすので得意の崖展開に持っていきやすく間違いなくパックンの立ち回りの主軸となる技。

【空中N】 ★★★★
(発生 8F ダメージ 2.4×3 + 3.6)
クルクル系全身判定技で使い勝手が良い。主にガーキャンで密着拒否に使用します。ただ発生はそこまで早くないので間に合わないことも多くとりあえず攻撃を振りながら引くための誤魔化し技の側面が強い。着地の誤魔化しにも使えますが、着地隙が小さい訳ではなくランディングフォースも存在しないので注意。最終段前に着地すると気まずい密着展開になるので弱等で追い払いましょう。

【空中前】 ★★★
(発生 7F ダメージ 13.2(10.8))
素早く前方を攻撃出来るシンプルでクセのない空前。攻撃範囲も広く当てやすいので相手を浮かせた時の追撃はとりあえずこれでOK。ただステージ上から撃墜出来るほどのパワーはないので撃墜狙いであれば別の選択肢を用意したい。

【空中後】 ★★★★
(発生 14F ダメージ 17.4)
異様な威力を誇る空後。発生が遅いので一筋縄には当たってくれませんが通せれば早期撃墜も見えてくるハイリターン技。着地隙もあるので目の前に着地すれば当然反撃確定ですが先端であればお咎め無しなことが多いので先端を意識。引き空後で相手が前に出てきたら当たる振り方がベスト。

【空中上】 ★★★★
(発生 7F ダメージ 12)
上方向を素早く攻撃出来るシンプルな技。シンプルな技は大体強い。低%時はコンボ性の高い浮き方をするため追撃で火力を伸ばせる。高%時は撃墜が可能。地味に頭に無敵が付くので相打ちにも強い。相手を打ち上げた時に狙いにいきたい技ですが、パックンは相手の真下を取った時に出来ることが多いので毎度毎度同じ行動にならないように心がけると揺さぶりを掛けられるのでオススメ。

【空中下】 ★★★
(発生 9F ダメージ 13.2(持続10.8))
発生の早いメテオ技。下方向の範囲も広いので当てやすい部類。ただパックン自身の空中横移動が悪いので外に出てまで当てに行くのは悪手。相手の復帰に合わせて崖に置いておく程度に留めましょう。リスクは伴いますが着地狩りを狙う相手に対する暴れとしても無しではない。

【NB:シューリンガン】 ★★★★★
(発生 9F~ ダメージ 16.8(21.6))
代名詞的な飛び道具。独特の軌道で飛んできて弾も大きくバウンドしても攻撃判定が残るので見た目以上に避けにくい。飛ばすまでの一連のモーションが長いので見てからガードが余裕だがガードの削り値も高いのでちょっと嫌。またパックン本体を叩いても弾は消えないので相打ちになるケースも多い。書き出すと厄介極まりない技ですが隙は大きいので当然連射は出来ずタイミングを間違うと手痛い反撃は免れない。使い所は十分に距離のある状況か有利展開に限定しましょう。有利展開の中でも特に崖展開でのシューリンガンは全キャラトップクラスの脅威。その場上がり、崖掴まりっぱなしを両方狩れるように崖をかすめるように投げるのがポイント。ワンバウンドして崖から落ちるとなお良し。

【横B:ポイズンブレス】 ★★★★★
(発生 21F~ ダメージ 1.4×n(最大3.3×n))
ヒットストップのない毒霧を設置する特殊な飛び道具。溜め時間が長いほど停滞時間が長くなりダメージもアップする。食らい判定がないので直接相手を足止めすることは出来ないもののダメージ量がえげつない上手くので相手としてもそうそう突っ込んでは来られない。上手く毒霧を絡めてダメージを稼いだり距離を確保してシューリンガンを飛ばすのがパックンフラワーの立ち回りの基本。ただ後隙が大きいので多少のダメージを覚悟すれば殴ることは容易なので過信は禁物。相手が向かって来るのを見てからでは遅いので撃つ時は空振りになってもいいので気持ち早めを心がけましょう。ちなみに反射技にものすごく弱いので相手が反射持ちなだけで立ち回りが窮屈。

【上B:リーフローター】 ★★★
(発生 13F ダメージ 1.4×n + 4.8)
上昇量の多い復帰技。角度の自由はある程度利きますが下から復帰が基本になることは変わらないのでルートを読まれると狩られやすい。上手くタイミングをずらして復帰阻止を掻い潜りましょう。実は着地隙が小さいので崖をスキップしてステージに戻るのも選択肢。復帰の際に相手を巻き込んで悪さをすることもしばしば…

【下B:ロングレンジパックン】 ★★★
(発生 19F~ ダメージ 10~31.2)
溜め時間に応じてリーチと威力が上がるこれまたちょっと特殊な技。溜め中および攻撃中はアーマーが付くので強引に勝つことが出来る。一番の使い所は復帰阻止に対する妨害。飛び降りてきた相手に合わせるもよし、崖上で待機している相手にちょっかいを出すもよし。角度の調整に少々慣れは必要ですが使いこなせると便利な技。ちなみにガード削り値も高いのでシューリンガン等でガードが減っている場合はブレイク可能。

【掴み】 ★★★★★
(発生 その場 6F, ダッシュ 9F, 振り向き 9F)
掴みの発生が早くガードを固めさせる手段が豊富なので通しやすい。投げは低%で投げコン、高%で上投げバースト持ちとかなり優秀。パックンの強みである崖展開を作るためにもポイポイ外に投げましょう。掴みを警戒してジャンプなどが増えればシューリンガンや空中攻撃・着地狩りが通しやすくなるので相手の行動の変化にも目を光らせること。








<立ち回り方>

外に出して崖展開でぼったくる

特徴的な飛び道具が軸になることは間違いありませんが、それらを有効に機能させるためにはしっかりと近接攻撃を通して相手を引き離すことが大事。弾キャラの共通事項ですね。

1)基本の立ち回りについて
ダメージ稼ぎも撃墜も崖展開でぼったくるのが理想的なので地上での立ち回りにおいては相手を外に出すことを考えたい。差し合いはNB・横Bを撒いて牽制するのが基本。NBも横Bの相手の差し込みに合わせて狙うことになりますが、踏み切ったのを見てからでは間に合わないことが多いので気持ち早めの使用を心がけましょう。飛び道具で相手を動かしてDA・空前で迎撃もしくは掴みでガードを崩して上手いこと崖展開に持っていきましょう。

2)主軸となる技について
前述の通りNB・横B・DA・空前・掴み。これらが使いこなせればそれだけで戦えるレベル。NB・横Bはどちらもタイミングを誤ると隙を晒すことになるので思考停止で使える技ではありません。特にNBは素早い相手であれば容易に下を潜って来れるのでキャラによっては有利展開を作れるまでは封印でもいい。横Bは足止めとしても使えるし相打ち覚悟の突撃を防げた場合エゲつないダメージを稼げるので近接キャラ相手には隙あらば撒いていきたい。DAは相手の前ステップに、空前は相手の上からの飛び込みにそれぞれ合わせて潰すイメージで。NB・横B・DAのおかげで相手のガードは自然と多くなるので要所要所でダッシュ掴みを通していきましょう。

3)最低限覚えるべきコンボ
【下投げー空前】
中%まで繋がる安定の投げコン。序盤は掴んだらとりあえずこれ。空前で外に飛ばせるのも美味しい。

【下り空Nー弱 or 掴み】
落下中に空Nを使用して最終段が出なかった場合の誤魔化しコンボ。狙ってやるというよりかは着地の暴れで空Nを通した時に使用します。なので使用頻度もそれなり。%が低すぎると繋がらないのである程度溜まってから使用しましょう。掴みの方が発生が遅いので高%でなければ確定しませんが、空N後にそのままガードしてくる相手も多いので通りやすかったりもする。

4)復帰について
上Bの復帰距離自体はありますが基本的には下から復帰にルートが限定されてしまうので安直に最短距離で崖を目指すと狩られがち。軌道にある程度の自由が利くので崖下に潜り込んでから復帰したり斜めに飛んでタイミングをズラしたり工夫は必須。当てにすることは出来ませんが多段技の攻撃判定が発生するので崖下で巻き込んで事故らせることも少なくありません。どうしようもないと思ったらむしろ相手に当たりに行くのも選択肢ですが安易にはきりたくない。意外と上Bの着地隙が小さいので崖をスキップしてステージ上に帰ってしまうのも相手次第ではあり。

5)バースト手段について
崖攻めNB・空後・上スマ・上投げ。崖攻め展開で撃墜することがほとんどです。ダメージ稼ぎにおいても重要になるのでとにかく相手を外に出して崖展開を作ることを意識しましょう。撃墜する技はNBに限らず回避上がりに下スマを合わせるなど手段は豊富。空後・上スマは当てやすい技ではありませんが吹っ飛ばし力が尋常じゃないので早期撃墜が狙えます。特に空後は振り方に気を付ければローリスクに撃てるので試行回数を稼ぎましょう。上投げは150%前後まで溜まった場合の最終撃墜手段。横Bを上手く引っかけられれば簡単に%が溜まっていくので狙える機会も少なくない。上投げバは最強。

6)復帰阻止について
無理に外に出て行かずに崖展開に備えましょう。稀に空前で強襲すると通ったりもしますが確実に崖攻めの方が強いのであくまで裏択。シューリンガン(NB)が上手く崖をかすめて落ちるベストポジションを陣取りましょう。崖端でワンバウンドさせてから落ちる投げ方もその場上がりに対して非常に強く機能するのでオススメ。

7)ガーキャン行動について
全身判定の空Nが使いやすいので困ったら空N。ただしそこまで発生が早い訳ではないので防がれることも考慮して振ること。掴みの発生が早いので掴めそうなら掴みでも良い。左右の当たり判定が狭いので当て方は難しめですが、撃墜帯で上スマを通せると爆アド。

8)キャラ相性について
弾幕設置に時間がかかるので足速い系のキャラは戦い方に工夫が必要。あとは反射持ちが露骨に面倒くさい。NBはまぁいいとして横Bの反射が思いのほか厄介で反射を釣って叩こうにも反射された毒霧に引っかかってしまうとエゲつないダメージが入るので迂闊なことはできない。どのキャラ相手でも崖攻め展開が大事なことに変わりないのでしっかりとDA、掴みを通して相手を外に出すことが最優先事項。






<実践動画>

パックンフラワーVIP立ち回り解説【全キャラVIPのススメ:スマブラSP】

VIP前後での対戦動画です。

1戦目(対ガノンドロフ)
近距離攻撃のみ、鈍足、復帰弱い。完全にやりやすいやつ。距離をとって横B・NBで弾幕形成、対処しようと隙を晒しているようなら近距離攻撃を通して外に出して崖攻め展開。パックンの強みを全面的に出していきましょう。こっちのNB・横に合わせて下Bで突進して来る輩もいるので一応警戒。

2戦目(C.ファルコン)
ガノンの速い版。近距離攻撃しかないので基本は引いて拒否の立ち回りで良いが圧倒的にNB・横Bを咎められやすいのでしっかりと安全確認をしてから撃つ。近距離攻撃でしっかりと相手を追い払ってから撃つのがベスト。横Bも気持ち早めに吐く。

3戦目(対ホムラ&ヒカリ)
対ホムラは結構キツい。近距離戦はリーチ差・機動力差で分が悪く、遠距離戦はいつ飛んで来るか分からないブレイズエンドがただただ怖い。ダッシュガードを駆使しながら何とかDA・掴み辺りを通して外に出す展開を作りましょう。対ヒカリは立ち回りが厳しいことに変わりはありませんがホムラよりリターン差で勝ちやすいので幾分マシ。

4戦目(対デイジー)
横の機動力がそれほど高くないのでNB・横Bによる弾幕メインでOK。浮遊にも刺さりやすい。相手のカブはしっかりガードする。復帰の際は崖下に落として来るであろうカブを避けるためにも真下からではなく潜り込んでから復帰すると良い。

【執筆時ver. 12.0.0】

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