今回のリプレイは「346」様よりご提供頂きました。
ありがとうございます!
(346様のch:https://youtube.com/channel/UCmUzhNwG14-XVRE3eG5J60Q)
今回の主な解説ポイントは(1)差し込みについて(2)密着時の暴れ(3)崖離し行動のリスクについてです。
1)差し込みについて
ニュートラル状態で自分から接近して攻撃を仕掛けることを主に「差し込み」と呼んでいますが、当然キャラによって差し込み性能には差があります。脚の遅いキャラ、リーチ・判定・後隙もろもろの優秀さで技を押し付けることが出来ないキャラは自分から差し込むことに向いていません(そもそもゲーム的に差し込み側が強いケースが少ないというのはまた別のお話)。
今回例に挙げているファルコはまさにその典型で自分から仕掛けることに向いていません。その代わりにコンボ等によるワンタッチの火力がズバ抜けて高いので「触るのは難しいけど触った時のリターン勝負で勝つ」というコンセプトのキャラになります。
足が遅い、リーチが短いという弱点を抱えて自分から攻め込むとどうなるかと言うと、相手の引き行動・置き技に引っ掛かって追い払われる、つまり極端な話、相手は引きながら判定の強い技を振り回すだけで簡単に処理出来てしまうという状況になりかねません。
それを打破するためにも①ダッシュガード・内回避・差し返し技を使って置き技にリスクを付ける、②ダッシュガードでこちらの攻撃を受けてくるようならダッシュ掴みを通す、③ブラスターのような飛び道具を駆使して相手から攻めさせる展開を作る。これらの搦手を立ち回りに組み込んでワンタッチをもぎ取りに行くという訳です。
これはファルコに限らず全キャラ共通の立ち回りの基礎的なお話になる訳ですが、ぶっちゃけ実践するのはかなり難しいです。すぐに反映できる訳がありません。ただ、漫然と試合を重ねるのと差し合いの意識を持って試合を重ねるのでは得られる経験値が違ってきます。少しずつ出来ることを増やしていきましょう。意識して試合していると自分のリプレイを見返すことにも面白味を感じられるようになるのでオススメです。
2)密着時の暴れについて
ファルコのような近接で戦いたいキャラは相手と密着した時に暴れで技を入れ込んでしまいたくなりますが、武器持ちなど判定が強い相手にそれをやると攻撃が重なった時に一方的に負けてしまうので美味しくないです。また暴れがちなキャラというのはそもそも暴れの入れ込みを警戒されやすいので分かってる人なら冷静にガードで固まってから反撃を取ってきます。
そもそも入れ込むのがどうなのって話は置いておいて相手キャラによってどれぐらい慎重に技を振るべきかは考えてみましょう。逆にガードからの反撃手段がほとんどないキャラに対してはガンガン暴れて押し付けてしまうというのもひとつの戦略です。相手を見て戦い方を選択しましょう。
3)崖離し行動のリスクについて
崖離し空中攻撃(必殺技)は攻撃上がりよりも自由度が高く一見便利ですが、当然空中ジャンプを消費しているため普通の崖上がりを咎められた時に比べてリスクが段違いで高いです。ジャンプの無い状態で外に出されることの危険性を認知しましょう。
また、大概の崖離し行動はガードで簡単にリスクが付けられるので警戒されていると思ったらすぐに他の択を散らしましょう。