<コンセプト>
上位勢同士の対戦より自分に近いレベル同士の対戦からの方が反省点が見つけやすい。そこでVIPボーダーレベルの対戦動画からお互いの良い点・悪い点を考察することで上達のための課題を発見することを目的としております。
「”目”より先に”手”が肥えることはない」
<概要>
1)動画内で反省点をいくつか取り上げていますが、もちろんそれ以外にも指摘ポイントは山ほどあるので探しながら見ていただければと思います。
2)今回はスマブラ対戦における共通事項や立ち回りについてフォーカスしているのでキャラ特有の解説については薄めです。キャラの解説については個別キャラ解説をご覧ください。
3)自分キャラに注目して見るのか相手キャラに注目して見るのかでも試合の見え方がだいぶ変わるので頭切り替えて見直して頂けると何度もお楽しみいただけます。
4)動画に使用している試合はVIPボーダー±2試合分程度の戦闘力帯での対戦になります。ただボーダーが日々変わる都合上、厳密ではないのでご了承ください。
<対戦考察>
1戦目(ピカチュウ対ウルフ)ピカチュウ側は劣勢時の体勢の立て直しが良くないです。押し込まれている時に攻撃通して状況を変えようとしていますが、そこをさらに狩られている印象。ピカチュウは立ち回りキャラなので攻め込まれたら一度イーブンな状況に戻して差し合いを制する戦い方が強いと思います。ウルフ側はとにかく復帰が危ない。攻撃しながら崖上復帰はハイリスクな行動です。それが通用しているならまだしも狩られているにも関わらず続けるのは完全なNGです。復帰については一つのミスが撃墜に直結するので細心の注意を。
2戦目(ピカチュウ対フォックス)ピカチュウ側は火力の取り方がいまいちです。相手が大きな隙を晒している場面が多かったのに反撃を取れていなかったり安い手で終わってしまっている点が目立ちました。フォックス側は撃墜の仕方が課題ですね。相手が警戒してガードを固め始めたにも関わらず終始上スマブンブン振り続けるのは悪手です。撃墜が難しいキャラではあるのですが、相手の行動の変化を見てガードを切り崩したり相手を動かす様に行動を切り替えられなければ相手に甘えたお願いスマッシュブッパでしか倒せない体になってしまいます。
3戦目(リンク対マリオ)リンク側はガーキャン上Bの判断が甘いです。特に撃墜できる%でもないのに未確定な場面で使うのはリスクとリターンが見合っていません。マリオ側は攻め方が雑です。駆け引きもなく相手に向かっていって攻撃を仕掛ける単調な攻め方では引いて待ち構えているあいてに一方的に処理されるだけです。また、大ジャンプNBもほとんど手癖のように使っているのでタイミングが読みやすいです。そして一番マズいのは徹底的に狩られている行動を変えないこと。試合中になんか攻めが上手くいかないと感じたらどの行動を狩られているのか考える癖をつけましょう。なんとなくCPUとばかり対戦してるとこうなりやすい気がします。
4戦目(リンク対スティーブ)リンク側はキャラ対策不足です。何度もガード不能のトロッコに対してガードを張って展開を悪くしています。スティーブ側は飛び道具に対する反応が悪いです。距離があって弾速があるわけでもない飛び道具は見てからでも十分にガードが間に合うはずです。せっかくNBで相手を動かすことが出来るのにいちいち食らっていてはもったいないです。
【執筆時ver. 10.1.0】
<リンクはこちらで個別解説しています>
<ピカチュウはこちらで個別解説しています>
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